平屋のアパートから愛を込めて
3年とは小学校からの付き合いです。
3年とは私が戸田恵梨香と呼ぶ人のことです。
3年とは定期的にブログを覗き続けてくれて、更新されていないと「ブログやめたん?」と煽ってくる人です。
3年とは簡単に言えば古い友人の呼び名です。
出会いは合唱団でした。
他の学校と関わりの少ない小学生時代、唯一、他校と関われる習い事でした。
それから中学校に上がって、同じ学校へかようことになり、彼女と手紙のやりとりをする毎日を過ごしました。
彼女の手紙の多くは、無印良品のわら半紙のメモ帳に書かれたものでした。
なんだか大人に見えました。
内容は、学校のこと、家であったこと、恋愛の話など、中学生ならではの話でしたが、しばらくするとネタが尽きて校歌を書いたりなぞなぞをだしたりよくわからないやりとりをしていました。
私の中では、彼女に対してはほかの友達とはちょっと違った感覚でした。
それから中2になって、同じクラスになって、インスタントカメラにハマって、カラフルな雑貨が好きになって、体育祭前にまとまらないクラスに対して「どうしてみんな協力してくれないのよっっ!」みたいな今思えば顔から火が出るような経験もしながらどんどん特別な友達になっていきました。
私が忘れもしないのは中2の担任の先生の言葉
「2人は本当の友達なんやな」的な感じのことを言ったような気がするような。
(忘れてます)
けど、そんなことを言ったのは確かで。
それから喧嘩しては仲直りして喧嘩しては仲直りしてを数えきれなほど繰り返し(いや、きっと数えたら大したことない数なんでしょうけど覚えてない)
こうして彼女が35になってもまだ友達でいることに感謝をします。
中学生の頃、35になっても友達でいると思った?
私は思ってた。なんの根拠もなく。
死ぬまで友達だと思ってるよ。
あ、死んでからも友達やったらいいね。
彼女は私の誕生日には、必ず何かをプレゼントしてくれました。
今年の2月には誕生日にちゃんと、プレゼントが届きました。
私は今日、送りました…
…去年の分も入れて
でも、一回も忘れたことはないです。あなたの誕生日。
…ないよね?
あった?あったらごめんね。多分ない。
私はあの世を信じてる人だから、死んだら閻魔様に会うと思ってて、天国か地獄かを決める時に生涯友達だった人の名前を言えたら地獄は行かなくていいとかそんなのも信じてたりして、
で、死んだら言おうと思ってます。
「友達?いますよ!
戸田恵梨香です!」
ってね。
冗談言ってる間に地獄行きにされたら嫌なので、ちゃんと本名を言いますけども。
これから先も、まだまだ何かあるんでしょうけど、多分私たちは大丈夫なのです。この1年、彼女にはたくさん助けられましたけど、それでより一層絆は深まったようにも思うんですけど、
それよりも前から
中2の頃から
漠然と抱いていた感情です。
彼女はずっと友達なのです。
なんの根拠もなく。
で、すげー遅れたけどおめでとう。誕生日。バースデイ。ハッピー。倒置法。
良いお年を!(年末感!)