伝えたいこと。伝えてほしいこと。

人生をかけて幸せにしたい人がいます。たくさんの愛をくれたあの人にどうしても伝えたいことがあります。またいつか出会う日までの日々を書き続ける、そんなブログ。

ゴトーさん

ゴトーさんとはホームセンターの店長です
ちなみに仮名です
仮名つけるん苦手




私がここのホームセンターで働こうと思った一つの理由としてゴトーさんの存在があるんです
こっちにきたぐらいの頃、とりあえず働かなければと思いひたすら携帯で求人募集を見たり買い物先で求人募集の張り紙をメモしたりしていました
職種は特に希望はなくて
でもやったことないことに挑戦したい気持ちがあったりなかったり
時間帯さえ合えばどこでもいいやと思ったり思わなかったり

まぁそんなこんなで毎日職場探しに明け暮れてたわけです

で、3件ほど応募したのちにホームセンターの求人を見つけて電話しました
1件は落ちてました
1件は面接待ち
1件は面接もまだな状態

電話すると、今までかけたどの電話先よりも好印象で働きたい旨を伝えると明日にでも面接しましょうとのこと

で、面接日
ゴトーさんはめっちゃ身長が高かった
関西弁をすごい気に入ってくれた
なんかいろいろと話しやすかった
店内は明るく、働いてる人も感じが良かった

面接後、返事まで1週間ほどかかると言われ
その間に1件落ちて
あとの1件の面接日までの間に「合格」の返事が来た

正直めっちゃ嬉しかったです
2件落ちたあとなんでね
なんか、必要としてくれてる感あるじゃないですか
だから、気持ちに応えたくてすぐにでも「お願いしますー!」って言いたかったんですけど
あとの一件がまだ面接もできてない状態で

もし、そっちが受かれば条件としては後から受ける仕事先の方がよかったんですよね


で、とりあえず正直に今の状況を伝えました
「受かったのはありがたいんですけど、後から受けるもう一個の面接先の方が時間的にも時給的にもいいんですよねーでも受かるかもわかんないし、もうチョーまよってます(実際は丁寧に言ってます)」

面接って本音を言う場所だと思ってるんですよね
働く時間とか自分がこういう状況にいるとか、こう思ってるとかわたしはこういう人間だとか
その場しのぎの嘘をついたところで、意味ないと思うんですよね
受かることがまず大事かも知れない
本当に行きたい場所なら手段すら選んでる場合じゃないかも知れない
けど、私は今の私を必要としてくれるところで働きたかった

だからもうありのままを伝えたわけです
それが誠意だと思って

じゃあゴトーさんね
「仕事選びは大事だからそっちの面接の合否わかってからでもいいよ」って言ってくれたんですよね

なんか、逆にその誠意にやられましたって感じで
結局最後の面接を受けずに受かったホームセンターの方で働くことにしたんです

実際、こっちを選んでてよかったなと思います
距離はあるけどやりがいもある
仕事できる人が多い
勉強になる
誠意を尽くせば、ちゃんと返してくれる
そんな場所


仕事をして救われたことは多い
ここまで元気になれたのは仕事をしてるおかげでもある
私はパート社員として雇われてるけど自分で受けた仕事は最後まで責任を持ってやりきるのがここのモットー
社員並みの働きを要求されるような場所
ただ、いっぱい助けてもらってるけど
パートだからとか、アルバイトだからここまでの仕事でいいよってならない
だからってほったらかしにされるわけもない

わからないことはどんどん聞けるし
できないことは教えてもらえるし
ただ毎日の作業をこなしてお金をもらってるだけじゃそのうち飽きるしね
時給に見合った仕事内容ではないかもしれないけど、人として成長できたり
ある程度のスキルを身につけて
どこに行っても働けるような、そんな人を作りたいって
ゴトーさんは言ってました

そういうのを聞くとやっぱここにきてよかったなって思うわけです



ただゴトーさん、機嫌が悪い日はタチ悪い
インカムで質問すれば事あるごとにつっこむし俺に話しかけんな感すごい
みんながやたらゴトーさんの機嫌を伺いながら仕事してた意味がわかる
でもまぁ、機嫌が悪い理由もちゃんとあるんですけどね
そうでないとみんな引き締まって仕事しないのかもしれないし
役割としてメリハリつけてんのかなって思うけど
でもまぁ70パーは自分の感情だろうなと
まぁ、人間だものって
相田みつをばりに大きな気持ちではたから見ております


あと、「昔俺、悪かったんだぜ」感出す節があります
「ほほう…」って言ってます
誠意を込めて、ゴマ擦ってます

そんな感じの店長さんです
ただひたすらに感謝です
その感謝を、いっぱい走っていっぱい仕事をする事で返していきたいと思っている今日この頃です


ホームセンターより愛を込めて