伝えたいこと。伝えてほしいこと。

人生をかけて幸せにしたい人がいます。たくさんの愛をくれたあの人にどうしても伝えたいことがあります。またいつか出会う日までの日々を書き続ける、そんなブログ。

複雑な好き

テレビで見たことがある

 

ある男の人が

ある女の人のことが好きで

でも伝えられず

二人は離れ

別々のパートナーを見つけ

それから何十年も経った後に

おじいさんになった男の人から

おばあさんなった女の人へ

ラブレターを送った

 

その男の人はずっとその女の人のことが忘れられないまま

他の人と結婚し

そして奥さんは先に他界して

おじいさんになってやっと

気持ちを伝えることにしたのだ

 

おばあさんもその時一人だった

 

そして二人はシワシワの顔で

ドレスとタキシードを着て

結婚式を挙げた

 

その後おじいさんは他界したが

おばあさんはそのおじいさんと過ごした日々は最高の毎日だったと言った

 

きっとこれを読むと賛否両論あるだろう

 

私は画面に映る二人の幸せそうな結婚式の様子をみてステキな話だなと思ったが

おじいさんは結局、ずっとその女の人のことが忘れられずに

けど他の人と結婚したわけで

それってどうなんだろう?とも思う

 

けれど、二人のことは二人にしかわからないわけで

おじいさんの気持ちはただ数十分のテレビを見ただけではわからないもので

 

おじいさんはずっと

諦めないといけない気持ちと

奥さんに対する気持ちと

いろんな複雑な感情のなか

結婚生活を送っていたかもしれない

 

奥さんに対して、ずっと申し訳ない気持ちで何年も何十年も過ごしてきたのかもしれない

その女の人に対する気持ちは

消してしまいたい感情だったかもしれない

消そうと必死で努力したかもしれない

それでも消せなかったのかもしれない

 

 

側から見れば、間違ってるかもしれない

順番が違うかもしれない

 

けれど好きという気持ちは

一度それに気がつくと

どんどん湧き上がってくるもので

簡単にコントロールできなくて

次々溢れ出す

 

人の感情とはそんな単純なものではない

パッと見ただけで判断できるものなんかじゃない

 

 

おじいさんとおばあさんは長い年月をかけてかけて

やっと本当の愛を掴んだんだ

 

 

…私はせめてもーちょい早くに、もう一度掴みたい

いや、人生終わるまでに掴めたんなら

そんなに素晴らしいことはないと思うけど

あわよくばね

欲を言うならね

やっぱり早いに越したことないよね

うん

やっぱ素直にいこ

 

 

 

「神さま、早急にお願いします」