伝えたいこと。伝えてほしいこと。

人生をかけて幸せにしたい人がいます。たくさんの愛をくれたあの人にどうしても伝えたいことがあります。またいつか出会う日までの日々を書き続ける、そんなブログ。

いらない心配

引っ越しするのに

とりあえず大きな荷物は父の家に置くことになった

 

冷蔵庫、洗濯機、食器棚など

はじめのうちは必要ないからだ

 

家に置くのに、父はまずスペースを空けるため自分の家を片付け始めた

何年も前から

「お父さんな、もういらんもん全部放すさかいな、いるもんあったらよけとけよ」

と言っていたが、変わらずものが置いてあるまんまだった

 

その片付けに嫌気がさしてきたのか

私の家に引っ越しの荷物の量を確認しに来た時はやたら落ち込んでいた

 

「これも持っていくんか

これもか、これも計らな、これもか…」

 

父は一度鬱になっている

そもそも物事を重く捉えすぎる傾向がある

ただ、よくよく考えたら

家を片付けてそこに荷物を置かせてもらう

 

 

だけや

 

なんでそこまで落ち込まなあかんねん

わたしやろ落ち込んでええのは

とかね

思うよね

「お父さん昨日寝れへんかったんや」

しらーーーん!

わたしもやーーー!!

とかね

叫ぶよね

 

 

でもこの状況

形は違えど

私も父のように無駄なことで異常に落ち込んでいたのを思い出した

 

彼を待っていた時だ

待つのがしんどい

寂しくて何をするにも元気が出ない

そんな自分が嫌で

どんどん嫌われていく気がして

不安で、心配で

 

でも彼は私よりもしんどかったはずだ

いつも俺らの気持ちはおんなじやと言っていた

私が会いたいと思ってる時は

彼も同じく会いたいと思っていて

私が寂しい時は

彼も寂しいと感じていて

 

彼はその上、しないといけないことをするためにいろんなところへ言ったり

誰かと会って話したり

家の家事もこなして

子どものことも気にかけて

そして、私のことも気にかけてくれる

 

私よりも何倍も大変だったのは彼だった

 

帰ってきた時に明るく「待ってたよ!お帰り!」って言ってあげればよかった

何回か思ったこともあったが、実行できなかった

寂しさをわかってほしい

そんな自分のわがままの方が大きかった

私は自分の我に勝てなかった

 

 

相手のことを理解するというのは

頭ではわかっていても

実際、体験しないと

心底わからないこともある

 

今私はその状況に置かれているんだろう

 

 

わかってあげられなくてごめんね