伝えたいこと。伝えてほしいこと。

人生をかけて幸せにしたい人がいます。たくさんの愛をくれたあの人にどうしても伝えたいことがあります。またいつか出会う日までの日々を書き続ける、そんなブログ。

予防線

母の実家に帰るにあたって、何人かの友達にそう伝えると

最後になるかもしれないし会おう

ということになった

 

 

ので、今ちょうど友達ラッシュである

初めの離婚をしてから、いろんな噂がたち

誰が本当の友達なのかよくわからなくなった

そもそも離婚自体よくないと思ってる人や、噂の方を信じる人、ある程度本当のことを聞いて呆れる人

そんな事実を知って

わたしは友達よりあの人が居ればそれだけでいいと思った

 

 

本当の友達を作るのは、結婚相手や彼氏彼女、家族をつくることよりも難しいらしい

生涯1人でもずっと友達でいることのできる人が居れば

地獄に行かなくても大丈夫と言われるぐらい

それぐらい友達を作るのは難しいことなのだ

人の幸せを自分の幸せのように感じ

あなたが決めたなら応援するよという

そんなスタンスの友達が

私にはまだ幾人か残っていた

 

2回目の離婚と引越しの話をすると

2人の子は泣いてくれた

その涙は何か伝わるものがあった

 

 

友達のいろんな真実を多少見た私は

これ以上傷つかないように

「人は裏切るもの」

として思って接しはじめていた

それはあの人のスタンスから学んだことだった

 

あの人はそもそも

とてもまっすぐな人で

でもたくさんの経験の中で

たくさん傷ついて

裏切られて

それでも信じて

の繰り返しだったんだろう

 

 

「人は裏切るもの」として初めから接していれば

裏切られても、「やっぱりな」

で済むわけで

あの人はこれ以上自分が傷つかないよう

予防線を張って、今でも生きている

ただ、人が憎いわけではない

あの人の魅力は

それでも人が好きだというところだ

 

あの人の愛は誰よりも深くて

どこまでも人のことを先に考える人で

だからこそ私はあの人に惹かれた

 

 

私はただ自分が傷つかないように距離を置いていただけだった

友達から

「他の友達もほんまは心配してるんやで

ただどう連絡とったらいいかわからへんだけやで

いろんな噂があるけど、けどあんたはそんな子ちゃうよな?って言ってたで

自分から距離作らんと、いろいろ話したらいいやん

みんな今までのあんたのこと知ってる人やん

もっと自分のしてきたこと信じてみたら?」

と言われた

 

 

私は最後、あの人に信じてもらえなかったことがある

どれだけ説明しても何度も何度も伝えても

「やっぱりお前もか」

そんな顔で私を見る彼がいた

 

 

私はもう少し、友達を信じてみようと思った

 

 

そんなわけでちょうど今も友達の家にいる

子どもを元旦那さんの家へ送り届けたあと、来たわけだが

2時間ほど話して、その友達にJohnという謎の外国人から電話があり

ビデオ通話で話し始めたあたりから

私はとても帰りたくなっていた

 

Johnと友達は数時間話して

私もなんかそこに入って映ってて

たまに話も振られ

お漬物とお新香の違いは何かとJohnに聞かれ

たまに使う外来語の発音を直され

すごーーく内容のない話が永遠とされる

そもそもJohnて

あれ?今日いろいろ話して思い出に浸る日じゃなかったんやっけ

John、ビール3本目開け出したし

こっちの写り悪いし

だいぶ歳上に見られたし

なんだこの不毛な時間は

 

 

ってなったところで私はその場から去った

いや、別に文句が言いたいわけではない

この友達はいつもこんな感じで

それはそれで面白いなと思っている

また一つJohnとの謎の思い出を作って

今日もまた一日が過ぎて行く