港と船と
今日は手続きのいろいろをするのに
車でグルグル回ってる
いく場所行く場所に思い出がある
たくさんのところへ連れて行ってもらったから
なにを見ても、どこへ行っても
思い出さない瞬間がない
たった何週間前は、今こんなことになってるなんて想像もしてなかったな
寂しいとか一人の時間をどう過ごそうとか
贅沢な悩みやったな
港であることがどれだけ幸せなことやったんやろう
絶対帰ってくる場所でいれることがどんなに幸せなことやったんやろう
ただ信じて待ってればよかった
あの日もただ待ってればよかった
でもな
ずっと待ってはいたんやで
拗ねたり泣いたりちょっと怒ってみたりはしたけど
賢く、お利口に待ってたんやで
あの日家に行った以外は、私は待ってたんやで
何だかんだ言いながら
ちゃんと港で待ってたんやで
そして今もずっと船が帰ってくるのを待ってるからね
賢く
お利口に
前を向いて
待ってるからね
はやく伝わればいいな