寝れない夜

明けない夜はないとか言いますが

寝れない夜は今ここにあります

私は今、自分の人生の中で

多分1位2位を争うほどのどん底です

どん底にいるやつがブログなんか書き始めるかいと思うでしょうが

書くもんなんですね

不思議ですね

とりあえず両脇にいる子どもが

暑い

あと狭い

とりあえず狭い

寝にくい

あと、眠れない原因は他にもある

私は2週間前に離婚した

2回目の離婚

でも離婚で寝れないわけではなくて

寝れない原因はそのもう少し後に起きた

私が全てを壊してしまった

何もかもを台無しにした

ただ嫌われて終わるだけじゃなかった

たった一つのことが、こんなことになるなんて思ってもみなかった

できるならその日に戻りたい

夢なら覚めてって人生で2回目に思った

謝って済むことじゃない

私だけがどん底に落ちればよかったのに

私がしたことは

あの人の家族、あの人の今までの努力、時間、体力、夢、希望、お金を無駄にして

そしてたくさんの人を幸せにするきっかけを失ったことだろう

ただ私は、喜んでくれるだろうと思ってしたことだった

安易だった

でも、単純に喜ばせる為だけでもなかった

この最悪の結果を招いた原因の一つでもあるんだろう

今でも思う

朝目が覚めた時、何事もなかったあの平穏な日々に戻らないかと

ドラえもん、どっかにいーひんのかと

いや、本気で思うもんです

でも覚めても覚めても夢ではなくて

日に日に現実味を帯びてきて

ついにその日が来て

彼は行ってしまった

彼の目は今までの眼差しとは違った

きっとずっと忘れられないだろう

でも、不思議と涙は出なかった

そんなわけで今日も眠れない夜が続いているわけなのです

信仰は辛い時ほど楽しむっていうけど

自分だけが辛いわけでなく

あの人の家族にまで迷惑をかけた私は

何をどう楽しめばいいのか

ほんとうにわからない

こんな時にいつも相談乗ってくれるのは唯一、その彼だった

私は大切な人を失った

その瞬間、それと同時に

みんなも大切な人を失った

そうして今日も眠れない夜が

ゆっくり明けていく